管理組合向けトピックス(5)

令和5年2月5日瀬谷区交流会相談員からの説明に関する補足 

≪高経年化・高齢化を迎えての管理組合の運営(2

マンションの耐用年数と平均寿命:一般的な解説記事はこちら

鉄筋コンクリート造(RC造)のマンションの法定耐用年数は47年。。法定耐用年数とは、「資産が本来の目的で利用するのに耐えうる年数」のことを指し、減価償却を計算するときに使用するもので法律で定められた数値である。法定耐用年数を過ぎると、税務上の資産価値はゼロになる。

2013年国土交通省の発表よると鉄筋コンクリート造(RC造)のマンションは平均68年で解体されている。この数値は物理的な寿命ではなく過半数のマンションが解体や建て替えをおこなったという数値である。国土交通省によれば、鉄筋コンクリート造のマンションは最大で120年まで住むことが可能とされている。  

EV用充電装置の設置 :下記に公的機関の説明記事あり。導入検討は専門業者や管理会社へ相談するとよい。
・国交省「充電設備設置にあたってのガイドブック」⇒
こちら
・東京都「電気自動車の充電設備導入基礎ガイド」⇒
こちら
・横浜市「電気自動車等用充電設備設置費補助金のご案内」⇒
こちら 

管理組合理事の報酬は:国交省マンション総合調査(平成25年度) 「2.管理組合向け調査の結果」による⇒こちら(P92〜P94)

・全体では、「報酬は支払っていない」が73.1%で最も多く、次いで「役員全員に報酬を支払っている」が20.6%となっている。

役員報酬は各役員一律の場合の月当たりの報酬額1,000円以下が49.5%と最も多く、次いで1,000円超2,000円以下が20.8%、2,000円超3,000円以下と4,000円超5,000円以下が7.9%となっている。報酬額平均は2,600 円/月である。